青色?白色?桃色?
札幌市東区の税理士が執筆するお役立ちブログ。
今回のテーマは、「青色申告と白色申告」です。
よく耳にするこの「青色申告と白色申告」ですが、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
今回も「のりあき税理士」に解説してもらいましょう。
のりあきさん。さっきから青色申告って言ってるけど、それって何なの?
そうだった、まだ説明していなかったね。やっぱり何なのか知らないで「青色申告承認申請書」を提出するのは気持ち悪い?
変なものじゃないとは思うけど、ちょっと不安かな・・・
OK。じゃあ今回は「青色申告」について一緒に勉強しようね。
あのぅ・・・ボクは桃色申告がいいんだけど、色って選べないの?
・・・うん。青色申告か白色申告のどちらかしか選べないんだよ。
残念だなぁ・・・
青色申告と白色申告の違い
のりあき税理士が言う「青色申告」とは、どんなものなのかをみていきましょう。
「青色申告、白色申告」というのは、所得税の確定申告をするときの種類のことです。
吾郎君のようにお店を経営している人(事業所得)、アパート・マンションなどの大家さん(不動産所得)、山林を伐採して売っている人(山林所得)が青色申告を選択することができます。
青色申告と白色申告の一番の違いは、帳簿の付け方です。
かつて、白色申告は帳簿作成をしなくてもいいとされていたので、帳簿付けが面倒な人は白色申告を選択しているケースがけっこうあったのではないかと思います。
しかし、2014年からは白色申告でも一定の帳簿をつけなければならなくなりました。
帳簿付けが義務づけられてからだいぶ年数が経っていますが、このことを知らない事業者がまだけっこういるようです。
どうせ帳簿を付けるのであれば、青色申告にしたほうがいいですよ。メリットもたくさんあります。
この商売で食っていく(生業にする)というのであれば、ぜひ、青色申告を選択することをオススメします。
そっかぁ、メリットがたくさんあるんだね。よし、青色申告するぞぉ!
おう!がんばろう!
期限までに「青色申告承認申請書」を提出するのを忘れないでね。
札幌市東区の税理士、木津憲亮(きつけんすけ)です。
1976年1月11日生まれ、奥尻島出身。
私は、個人事業主や小さな会社を専門に応援する税理士です。
このブログでは、個人事業主の方や小さな会社の経営者様が間違った知識で失敗したり、知らずに損をしたりすることのないようにという願いをこめて情報を発信しています。
あなたの夢の実現に、少しでもお役に立てれば幸いです。
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